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福島第一原発事故について、年末には収束宣言が出されました。
ゆっくりとお正月を送りたかったのか、早くなかったことにしたかったのか・・・(+o+) 「本当かい!?」と耳を疑う方も多かったでしょうね。 ・・・もちろん本当じゃないと思います。 昨年の群馬大学での崎山比早子さんの講演会で、4号機の危険性を知りました。 確か分厚い鉄板やコンクリートなどの5つの壁で、使用済み核燃料が入ったプールが作られているとか。 爆発によりその壁が壊れ、現在はつっかえ棒をしているとか。 そのつっかえ棒も、今度大きな地震が来たら到底耐えられないとか・・・ ご存知のように1号機から3号機はメルトスル―していますが、燃料棒が地中に埋め込まれた状態になってる分、まだ空中への放射性物質の拡散が抑えられていると聞きます。 しかし4号機は使用済み核燃料のプールです。 数字が大き過ぎてピンとこないのですが、福島第一原子力発電所の1~4号機にある核燃料だけで851トン。 広島の原爆が63kgですから、その約13000倍にあたります。 因みに4号機の使用済み核燃料は273トンあります。 実は原発事故の2週間後に、政府が想定していた最悪のシナリオが今になって明らかになりました。 それは 「4号機の燃料プールの燃料が融ける」と言う事によって起こる放射能汚染で その場合は、住民の移転を認める地域は半径250キロとなると言う事でした。 小出裕章さんも 「4号機はいつ崩壊するかわからない状態が続いている」と言います。 さらに残念なことに、元旦の地震により4号機にアクシデントがあり、サージタンクの水位が通常の5倍の速度で低下したそうです。 おどかすつもりはないのですが、これが福島第一原発の今の状況であり、250キロ圏内に住む私たちが置かれている立場です。 私の癖ですが、何か問題が起きた時は出来うる限り調べて事実を把握し、今出来る最大限の事をします。 今後、放射線量の定点観測は毎日行っていきたいと思います。 何かあったらのびるっこ達はもちろん、知り合いすべてに知らせようと思います。 もちろんブログを読んで下さっている方にも。 国も東電も、本当のことを言ってくれませんから、原発に関してはそれぞれが知り、考え、判断するしかありません。 関東に住んでいる方は、家族で話し合ってみることも大切かなあと思います。 で、準備をしっかりしたら落ち着いて過ごしましょう。 むやみやたら不安がるのでは免疫力が落ちますから。 で、万が一のことがあったら子どもが居るお宅は出来るだけ遠くに逃げましょう。
by nobirukko
| 2012-01-11 10:48
| 放射能から子どもを守る
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