のびるっこ


好奇心旺盛なおとなとこどもの本気の遊び場
by nobirukko
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宮下正次顧問 多大の功績を残し逝く

先日は思いもかけず立ち会ってしまった宮下先生のご遺体ですが、お線香をあげさせていただきお聞きした先生の生き様にとても感銘を受けました。

まさに見習いたいと思う先人のお一人となりました。

熊森協会群馬支部長のkawasakiさんが宮下先生を惜しみ、通信に載せた文章は先生の功績の素晴らしさを物語っています。
許可を頂きましたので、こちらに転記して広く皆さんに知っていただきたいと思います。

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財団法人日本熊森協会宮下正次顧問が平成28年11月17日夜、現世に多くの輝かしい実績を残し、奥様や家族の皆さんに見守られながらこの世を去ってしまいました。顧問は群馬県月夜野町(現みなかみ町)に生まれ育ち、幼少の頃より魔の山と言われる谷川岳、モリアオガエルの棲む大峰山を歩き山の素晴らしさに魅せられ、関東森林管理局の職員となってからは、世界的な登山家として1972年にはマッターホルン北壁を、73年にはヒマラヤのシャカルペーを世界初登頂、そしてロシアのアルタイ・デネロ北壁は世界初登挙等多くの実績を残しました。顧問は現役中の1987年に「森林(やま)の会」を設立し、事務局長(現代表)として奥日光の森林衰退調査を皮切りに、ドイツ、チェコでも森林衰退調査を行い、その結果を「大空中鬼(酸性雨)展」として群馬や首都圏各地で巡回展示を行い、酸性雨の恐怖を訴え続けました。2001年には前橋市営敷島公園の松枯れを「炭」を使う事で蘇らせることに成功し、「森林(やま)の会」では多くの会員に対し、毎年毎年定期的に山の素晴らしさ、自然の偉大さ、炭の力等を独特の冗談を交えて教えていただきました。
当協会顧問には2008年に会長の要請により就任して頂きました。就任後は東京シンポジウムや奥山学会、各地の支部等で「炭による松枯れ対策」の御講演と実践指導をして頂きました。その実践は群馬県支部、京都府支部、岐阜県支部の皆さんが引き継いで頂いております。09年以後は佐渡市でナラ枯れ・松枯れ対策を、012年からは毎年世界で一番幸せの国ブータンの森林調査と炭撒きを実施し王様に提言を行い、016年には同国の農林大臣に会見し王様からの感謝状を受領致しました。
宮下顧問はメモ魔で、常に小型ノートを携帯し、会員等の意見を一言一句メモし、その意見を大切に保管し、活動の「宝」にして頂きました。顧問の著書は数多く、「ブナの放流」、「写真ドキュメント・立が枯れる山」、「消える森・蘇る森」、「炭は地球を救う」、「炭はいのちも救う」を著し、最近ではご自宅を各種の名木を使い新築し「こうすれば出来る100年住宅」をも発刊いたしております。素晴らしい住宅で、顧問の魂が宿っています。是非上州群馬にお出掛けの節は、奥様のみどりさんが守る100年住宅を見学してください。
宮下顧問は炭の力を信じ全国を行脚すると共に、炭で有機農業をも行う等、多くの足跡と多大な功績を残して頂きました。顧問は「マツ枯れナラ枯れに対する原因が虫であるとの国の政策に対し、松やナラが健康であれば虫は木の中に入れないのだ、原因は酸性雨で木が弱っているからだ。虫は最後だ」と常々話しておりました。くまもり通信86号の8pの「ミズナラの大量消滅の原因はカシノナガキクイムシによるもの」とした記述には、俺は何のために顧問をやってきたのかと、心から怒り残念がっていたのが昨日のように目に浮かびます。顧問からはまだまだ多くのご指導頂かなければならない事柄がありましたが、若干72歳のお別れは誠に早すぎ残念で、残念でなりません。
最後に炭の力を信じ、私たちに残してくれた言葉を記憶に留めたいと思います。
炭の力は「炭には置けない」、
弱った森に炭を撒き、その森に問うと「隅々まで炭やすくなりました」
宮下正次顧問、この世で昼夜を問わずのご活躍、真にご苦労様でした。ゆっくりお休みください。
合掌

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by nobirukko | 2016-12-13 21:34 | 林業・森の再生
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