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のびるっこママharumiさんと一緒に、まついだ森の家に行ってきました。
まついだ森の家 「どんぐり亭物語」の講演会です。 講師の加藤久雄先生は、現役の小学校の教師であり、樹木医であり、不登校児のカウンセリングの場「どんぐり亭」の亭主でもあります。 「桜」「ぼたん雪」「蛍」 日本人の好きなこの3つの共通点は秒速50センチのスピードだそうです。 そういえばどれもぼんやり眺めて、不思議と心が落ち着くものですよね~。 森の家の空気にぴったりな、そんなほんわかな話から始まります。 人間の赤ちゃんは他の動物と違って、生まれてすぐに立ったり泳いだり出来ませんし、生まれたまま放っておかれたら確実に死んでしまいます。 人間の赤ちゃんは、愛情をかけて育ててくれる大人がいるという大前提の下で生まれてくるんですね。 そう考えたら、子どもと出逢った瞬間から感謝ですよね。 なんせ、こんな私に絶大な信頼を持って生まれてきてくれてるんですもん。 そして赤ちゃんに出来ることは「泣く」ことだけです。 そういえば泣くだけなのに、「ん?おっぱい?」「おむつ濡れてるの?」なんて大人が何かと世話を焼きますよね。 この「相手の注意を集めたい本能」を、誰もが持っているのです。 お年寄りがどこも悪くないのに病院へ行くのもその本能で、それは心の問題であるということ、心と身体は一体であるということです。 不登校の子どもたちも同じで、不登校は「お母さん、私の方に向いて!」という子どもからのサインなのだそうです。 私の余談ですが、友達の子どもが不登校になったことがありました。 「お母さん、ぼくの方に向いて!」と、彼は真っ直ぐな子だったのですごく率直に訴えました。 お母さんは夜のお出かけが好きだったんですね。 不登校が続いても、お出かけの内容を習い事やアルバイトに変えて出かけて行きました。 「子どもが行かないでって言うんだから、夜は家に居てあげたら?」 私も含め、周りの声はそんなアドバイスをしていたようですが、お母さんは「それは出来ない」と突っぱねます。 たぶんお母さん自身も、自分の心の均衡が量れずに居たんでしょうね。 その渦中に居れば、動揺したり錯乱したりというごく当たり前の反応だったのだと思います。 一緒に悩んだり力になりたいと思ったのは私だけではなかったのですが、誰かに頼るという部分ではプライドが邪魔をしたのでしょうか。 お母さんは大きな水晶を拝んだり、家系図で悪い霊を清めてもらうなんてことに頼っていたようです。 その後、お母さんの夜のバイトがブランド品のバッグを買うためだったと言うのがわかりΣ(゜д゜lll) 家庭の経済状況でのやむなくのアルバイトだと思ったのがブランドのバッグ・・・ 私は号泣したまましばらく立ち直れませんでした。 お母さんの顔を満足に見ることが出来なくなり、私たちの距離はどんどん離れていってしまいました。 結局私はそのお母さんにも子どもにも、誰にも何もしてあげられなかったんです。 この時の自分のふがいなさが今でも私の心の傷となっています。 あれから10年、不登校について本を読んだり症例を聞いたりしてきました。 誰かにまた同じことが起きた時に、同じ後悔をしたくない、もっと力になれる自分でありたい、そう思ってずっと来ました。 今また、知り合いに不登校の子どもが居ます。 「どんぐり亭に行ってごらん。」 今の私だったら、そんな風に言ってあげることが出来るのが嬉しいです♪ 「人は生まれながらにして善」 何の野望もなく、みんな「青空」なんですって。 不登校もそうだけど、色々な悩みもねたみも怒りも、これらはみんな「雲」で、青空に戻せるんですよっておっしゃっていました。 そう、先生が言うように 私も北海道の帰りの飛行機は、雨雲を突き抜けて雲の上に出ました。 今でもその真っ白な雲と空の青さが目に焼きついています。 雲がかかってしまった人を元気に出来る自分であるためにも、私自身が「青空」じゃなきゃね♪ って思いましたよ。 「不登校」ということでの事例や対処法などが講演内容かと思っていたのですが、スピリチュアルなお話の数々でした。 先生の本を買ってきました。 本にはどんぐり亭を始めた経緯、樹木医になったきっかけも書かれていて、講演の時の先生の話し言葉のようになんだかすらすら読み進められます。 どんぐり亭に行けない方は、ぜひこの本を読んでみてください。 そして「雲」を吹き飛ばして「青空」を取り戻す方法を考えてみましょう。
by nobirukko
| 2012-12-15 21:58
| 講演会
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