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2012年 10月 15日 ( 1 )


「クマをむやみに殺さないで欲しい!」県に申し入れ書提出

今月2日、(財)日本熊森協会群馬支部は大澤知事にあてて申し入れ書を提出しました。
まずはその趣旨と内容を一読ください。

申し入れの趣旨
平成10年環境省発表では、その当時県内における「ツキノワグマ」の推定生態数は600頭とされておりました。しかしながら平成18年の捕殺数327頭を筆頭に、平成10年以降既に1000頭を優に超える「ツキノワグマ」を有害獣として殺害してまいりました。「ツキノワグマ」は森林のなかのアンブレラ種と言われ、「ツキノワグマ」が生存できる環境(森林)では、他のイノシシ、シカ、サル等の動物達が安心して生存できる豊かな環境(森林)であると言われています。近年、動物達による農業被害、林業被害、人身被害等が全国的に多発し、更に本年はそれら被害が増加するなか、平成18年を上回る速さでクマを始めとする動物達が有害獣として一方的に殺害されており、このまま進めば地域個体群の絶滅を招くことになります。
当、群馬県支部では殺害等の対症療法ではなく、真に豊かな森林づくり、動物達が帰れる森林づくりに努力してまいりました。しかしながら、県内の森林はレイチェル・カーソンの言葉の「沈黙の春」に似た状況になりつつあり、森林の中では鳥の鳴き声が無く、昆虫の乱舞もなくなりました。宝川温泉の故小野伊喜冶会長さんは3年前に「山にあふれる程いた動物達は今は無く、皆里に行ってしまった」と昔をなつかしむように言っておられました。県内の森林は県関係者の日頃の努力にも関わらず、長年の酸性雨や温暖化等の環境汚染により、次第に土壌の酸性化が進み、木々や笹の衰退・枯損が発生し「死の森」に成りつつあるのではないかと危惧しております。
多くの被害発生の原因は人間のみの豊かさ・快楽を追求し、あらゆる生物の生存を保障する森林(生息地)を、国土開発、リゾート開発の名のもとに、長年の間破壊改変した結果によるものであり、食べて寝るだけの動物側には何ら責任はありません。ツキノワグマの繁殖特性は低く、子育てには約1年半必要と言われ、そのため繁殖間隔は食料の年次変動を考慮すれば、増加することは考えられない状況にあると思われます。森が豊かで、木々が実を結実した年は、クマを始めとする動物達の里への出没は減少していることは近年の歴史が教えております。人間側の驕り、不勉強、不注意等による結果として、これ以上「ツキノワグマ」を有害獣として、弁明する機会もなく一方的に殺害することは即時中止し、放獣・保護を行って下さい。それこそが食物連鎖体系を確保し、知事の言う生物多様性維持を実現することになります。

以下、別紙に申し入れ事項を記載致しますので、よろしく善処され、文書で御回答下さるようお願い申し上げます。

申し入れの内容

.「ツキノワグマ」を無暗に殺害することを止め、直ちに絶滅危惧種に指定し、保護体制を確立して下さい。
知事は知事選挙の時に、生物多様性維持の重要性を述べておられました。この考えを実現すべく、森林のアンブレラ種である「ツキノワグマ」を有害獣としての殺害は直ちに停止し、必ず放獣、保護を図ると共に、絶滅危惧種指定を行って下さい。

2.生物多様性の大切さを県民に周知する広報を行って下さい。
「ツキノワグマ」を始めとする動物達が出没する地域を始め県民に、生物多様性維持の大切さ、動物達、特に「ツキノワグマ」の習性や共存の重要性を広報して下さい。クマは子供たちのアイドルです。恐怖心のみを与える各種報道は行わないようにして下さい。
  
3.人里離れた奥山に、動物達の餌を届けて下さい。
今年のブナは大凶作です。動物達の餌となる「どんぐり」は長年の降り続く酸性の雨による土壌の酸性化で実のなる樹木は衰退を続け、また今年の少雨と酷暑により完熟する前に実が落下し、「ツキノワグマ」等は餌を求め里に出没しています。人里離れた奥山に動物達が帰れるように、奥山に餌を届けるよう地域を指導して下さい。餌のなる木を伐採する指導は即時止めて下さい。

4.動物達が安心して生存できる場所・領域確保のため、実のなる木々の植林を進めて下さい。
奥山は本来動物達の棲家です。奥山に各種道路や、ゴルフ場を始めとする観光遊戯施設を建設し、動物達の棲家、生存領域を分断・破壊してきました。動物達が安心して生存する場所を確保することは真に人間側の責任です。夏、秋の里への出没増加は奥山の食物資源量の不足によるものであり、その解決のために、動物達の餌となる実を結実する多様な木々を奥山に植樹する体制を県民と共に図って下さい。

5.広葉樹林の保全再生と人工林・竹林の適切な間伐を行う政策を強力に実施して下さい。 
県内の森林では松に限らずあらゆる樹木が衰退し倒木も目立ち始め、又人工林の多くは放置され、昼なお暗い状況にあります。間伐を適切に行えば、下草が生茂り昆虫の棲家になります。森林の保全再生を図れば、動物達の生存場所が確保され農林業被害が軽減されるばかりか、あらゆる生物の命の水源の確保に貢献し、山崩れ等の災害防止に効果があります。放置された竹林を間伐したり、人工林の間伐材等を「炭化」し、森の再生に利用して下さい。

6.登山者、観光客には動物達による人身被害を防止するため、適切な指導を行って下さい。
以上申し入れを行います。是非善処方をお願い申し上げます。
(財)日本熊森協会群馬県支部


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

趣旨にレイチェル・カーソンの「沈黙の春」を引用するとは、さすがkawasakiさん!
大変わかりやす具体的な内容だと思いますし、これが今の群馬県の現状です。
私が今までのびるっこブログで伝えてきたことも含まれています。

申し入れの内容について、その場で県の担当の方の返答をいただいてますので、補足してお伝えします。

1について
狩猟者の減少によって奥山の熊は減らないということでした。
4について
実のなる木は植林しています。
200haの植林のうち、3分の1はこならだそうです(因みに残り3分の2が杉、ヒノキというのが納得できませんが)
また、尾瀬では熊とのゾーイングを図っているという話もありました。

どうしても費用対効果や森林環境税の問題等いろいろあるのだとは思うのですが、日本の林業の現状を変えるには行政の力、行政主導がなければ成り立たないと思うのですがどうでしょう?

「熊は怖いからすぐ殺せ」ということでは軋轢が増す状態が増えるばかりです。

そんなわけで私が出来ることは、どんぐりを拾ってくまに届けること。
そして賛同してくれる仲間を増やすことです♪

今日は午後から「胡桃家」のsinobuちゃんとどんぐり拾い。
せっかくのオフの時間を、こうやって提供してくれる友に感謝~♪
d0160351_19504464.jpg

おしゃべりしながら、コンテナに2箱拾いました。
熊さん待っててね~!!

どんぐりを拾ってくれる方はこちらまで♪
shisoyui@rapid.ocn.ne.jp

by nobirukko | 2012-10-15 20:15 | 林業・森の再生